諏訪湖の露天でロマンチックに露天風呂

諏訪には数多くの温泉宿があります。古くから親しまれてきた歴史ある宿もたくさんあり、情緒を楽しめます。露天風呂の宿もいくつかありますので、ゆったりとした雰囲気の中でお湯につかれば、疲れもとれて夜の元気もお湯のように湧いてくるはずです。

文人たちに愛された宿 諏訪「みなとや旅館」

下諏訪は中仙道69宿のなかの唯一の温泉宿場で、難所の和田峠をひかえて、かつては大賑わいだった宿場町です。「みなとや旅館」は諏訪大社の秋宮の近くにある部屋数5室の小さな宿。江戸時代中期からつづく老舗の旅館で数多くの文人たちから愛されてきました。芥川龍之介から田辺聖子まで、数々の小説の舞台にもなった場所です。

露天には1000年の歴史をもつ諏訪大社の御神湯「綿の湯」をひき、まろやかな源泉をかけ流しています。貸し切りの露天風呂には「庭湯」と名づけられていますが、小林秀雄による命名です。帳場近くに飾られている書は岡本太郎直筆のもの。アメリカの雑誌「ライフ」にも「最も日本的な風呂」と紹介されました。

場所は岡谷ICから国道20号を下諏訪方面へ6km、12分程度です。文人気分にひたりながら風情ある庭や「まなこ壁」の蔵をながめてみてはいかがでしょうか。

双泉の宿「朱白」

諏訪湖の東にある上諏訪温泉はさまざまな源泉が湧きだす温泉郷。宿から噴出する温泉「朱の泉」と、7つの釜から湧きだす「白の泉」のふたつの温泉があることから、「双泉の湯」と名づけられました。宿の中で「温泉はしご」ができるのは上諏訪ではここだけです。最上階にある展望露天風呂からは諏訪湖の風景を一望でき、内湯と露天とで湯種が異なるため、泉質の違いを楽しむこともできます。

「朱の湯」は少し黄緑色がかった透明な湯でやや鉄分の味がします。カルシウムやマグネシウムなどの希土類を含み、キズや皮膚病の効能が言われています。ナトリウムも含んでいるため、カラダがポカポカとします。「白の湯」は無色透明で味も匂いもありません。美肌、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性の消化器病などさまざまな効能があります。弱アルカリ性で湯上がりはしっとりした感じになります。

場所は中央道諏訪ICから国道20号を諏訪湖方面へ8km、15分ほど。内湯と露天のある貸し切り風呂もあり、ふたりだけでゆっくりと温泉を楽しめます。

諏訪湖周辺の空気のすんだエリアでの露天風呂。ふたりでたのしめばロマンチックな気分になること間違いなしです。

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写真提供:ペイレスイメージズ