恋人たちの日、七夕を楽しもう

彼女が喜ぶだろうと、季節のイベントごとに合わせてデートプランを練るのは、ほとんどの男性が若い頃に1度くらいは経験しているでしょう。ただ、慣れとは恐ろしいもので、恋愛経験が豊富になってくると、記念日や季節のイベントなどの節目に気合いの入ったデートをしなくなります。長い間付き合っている熟年カップルであれば、なおさらでしょう。

海外の七夕事情

日本でも織り姫と彦星の愛の伝説は有名ですが、どちらかというと、願い事をする子供のイベントという扱い。夏祭りのような感覚で、地域の七夕祭りに行くことはあっても、クリスマスのようにカップルで楽しむことを意識することは少ないです。

七夕の伝説は中国が発祥で、願い事を書いた短冊を笹に飾るのは、日本特有のもの。中国では織り姫と彦星のイメージから、恋人の日として盛大に祝われています。

中国では、バレンタインデーと同じように、恋人にブーケやお菓子を贈る習慣があります。変わったところでは、チョコレートにメッセージを書いて送るというのがブームになったこともありました。普段言えないことでも文字に表すことでハードルが下がる上、チョコレートなので形に残らないことも、さらに恥ずかしさを和らげます。食べ物と文字のメリットをうまく使ったプレゼントですね。普段はわからない恋人の気持ちに感激した人も多かったことでしょう。

また、中国文化を色濃く受け継ぐ台湾や韓国では、プレゼントだけでなく、七夕に合わせて恋人たちが主役のイベントも開催されています。七夕の日に合わせて入籍するカップルもいて、まさにアジアの「恋人たちの日」となっているのです。

大人な2人に京都の七夕

日本では中国や台湾のように、恋人たちの日という印象は薄いですが、それでも各地で七夕祭りが開催されています。七夕の伝説が中国から伝わってきた経緯からか、七夕祭りは、旧暦の七夕に合わせて開催されることが多く、お盆あたりの日程となるので夏祭りのような認識となりやすいのは、無理もないことかもしれません。

しかし、織り姫と彦星の伝説に相応しく、ロマンチックな雰囲気が魅力的なお祭りもあります。特に、大人な熟年カップルにオススメなのが、京都の七夕。盆地にある京都は、ジメジメとした独特の暑さがあり、夏は敬遠されがちですが、古都ならではの魅力は夏も健在です。

堀川、加茂川会場のライトアップのほか、各地の神社仏閣でもさまざまなイベントが用意されます。全国に募集をかけた願い事を短冊が、天高くそびえ立つ笹いっぱいに飾られている様子は圧巻。集められた短冊は、最終的に清水寺や五山の送り火で燃やされることで、天へ届きます。インターネットや郵便でも願い事ができるので、あらかじめ願い事を送っておくと、京都之七夕をさらに楽しめるでしょう。

また、伝統的な神社仏閣の七夕も神秘的ですが、加茂川と堀川の会場も見逃せません。2015年にはLEDで再現された天の川や、細かな水滴をスクリーンとして利用するウォータープロジェクションは、現代的な美しさ。

伝統と新しさが混在する京都の七夕は、長年連れ添ったカップルも、年齢を忘れて楽しめること間違いないでしょう。和装ならではのサービスを行っていることもあるので、周辺のレンタルサービスを利用して浴衣デートを楽しむのも素敵ですね。見慣れないパートナーの浴衣姿に、胸が高鳴るかもしれません。

年をとると、「今さら」という気持ちが強くなって、愛情表現もおざなりになりがち。せっかくの七夕なのですから、織り姫と彦星を見習って、デートを楽しんでください。京都の七夕はカップルの愛を盛り上げるのに、ぴったりの場所です。中央道から足を伸ばして、京都の七夕デートを楽しんではいかがでしょうか。

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写真提供:ペイレスイメージズ