年を重ねてから再燃する性欲

女性は、男性より性欲が弱いと思われています。確かに妊娠、出産、育児と女性は全エネルギーを子供に傾ける時期があり、子供がきっかけでセックスを拒むようになる女性も多いです。女性の間では、1年以上行為をしていない状態を示す、セカンドバージンなんて言葉も話題になりました。

ただ、本当に多くの女性が早い段階からセックスに関心がなくなるのだとしたら、年を重ねてもセックスを楽しみたい男性からすれば大問題。行為は相手があってこそなので、自分だけでなく、パートナーにも楽しんでもらいたいですからね。本当のところ、年を重ねた女性はセックスに対してどんな考えを持っているのでしょうか。

子育てを終えて母から女性へ

子育てという期間がある女性は、子供が小さいうちは母としての自分を意識するあまり、パートナーとのセックスを拒否することがあります。子供はいずれ成長し親の手を離れます。子育てが一段落した中高年頃に、ふと夫とずっと触れ合っていなかったと気づくのです。

そして、女性のメンタルは柳のようにしなやか。それまで母だった女性は子育てを終えた途端、女に戻ります。子供が自立した途端に、妻ががらりと変わった、と男性が思うのは、こうした変化が理由です。

セックスレスの本当の原因

ただ、それまでセックスレスだったカップルが、再び行為を楽しめる関係になるかどうかは、また別問題。子育ての期間はおよそ20年と長く、母としての立場を優先させていたとしても、その間にはさまざまなことがあります。

男性が子育てに参加しなかったり、女性の悩みに理解を示さなかったりなどの理由で、女性が男性に対して不満を募らせていることもあるでしょう。男性の立場からしても、子供にかかりきりで、自分に関心を示さなかった相手に誘われても、「今更」という思いが先立ちます。

セックスレスの期間に、お互いの信頼や愛情を損なっている場合、性欲があってもパートナーに向き合いづらいのが現実です。なぜなら、女性の多くは、セックスに快楽だけを求めているわけではないから。女性にセックスについて訊ねたアンケートによると、多くが触れ合うことで得られる安らぎと愛情が魅力と答えています。

ほとんどの女性が、オーガズムを感じることに重きを置いていないことがわかります。それでもセックスを楽しみたいと考えるのは、その男性との触れ合いことを目的としているから。つまり、その男性のことが好きだからこそ。パートナーへの信頼や愛情を損なった途端、女性にとってセックスはつまらないものとなるのです。

年を重ねたからこそのケアも

男女ともに、体力の低下とともに性欲が減少するのは同じ。しかし、年を重ねるごとに低下する生殖機能には個人差があります。女性は中高年にさしかかる頃には、閉経に伴い更年期障害が表れます。

男性もEDを発症する人が増えるので、男女ともに性的能力に自信がなくなり、触れ合いたいと考えていても、セックスに後ろ向きになることも。加齢による衰えは、誰にでもあることですが、カップルの愛情表現としての役割があるセックスは、QOL(生活の質)にも関わります。

性的な問題は、避けられがちな話題ですが、問題を隠したり責めたりしても何も解決しません。性的機能に関することだけひた隠しにするのは、おかしなことだと思いませんか?お互いが満たされる愛情表現をするためにも、セックスは2人が楽しんでこそのもの、という認識が必要。性器に問題があったらお互いのこととして捉え、情報を共有しましょう。お互いに負担をかけないように、気遣いながらのセックスは、若い頃の激しさはなくとも、パートナーの優しさを肌で感じられる素晴らしいものとなります。

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写真提供:ペイレスイメージズ