体より心が交わるポリネシアンセックス

五木寛之が著作「サイレント・ラブ」にて紹介したことをキッカケとして、日本に輸入されたポリネシアンセックス。名前の通りポリネシア地方で行われている独特なセックスで、体と体の交わりよりも、二人の精神の結びつきを重視しているのが特徴です。
挿入や射精を目的とせず、体の刺激を通して心に働きかけるというそのセックス方法は、女性を中心に好評を集めており、熟年層にもその波は広がっています。
だいぶ落ち着いてきた年齢だからこそ、ゆったりとしたポリネシアンセックスで性的興奮をじっくりと味わってみませんか。

ポリネシアンセックスの考え方

ポリネシアンセックスは活発なピストン運動を行わない、とても穏やかなセックスです。動きはとてもゆったりとしていて、音の立たない静かなセックスでもあります。
基本的にセックスにおいて得られる快感は、男性なら射精、女性ならオーガズムが頂点とされています。しかしポリネシアンセックスはそれらを求めず、まったく異なる方向から心地よさにアプローチします。

ポリネシアンセックスによって達する快楽は、「マルチプルオーガズム」と呼ばれるもので、簡単に言えば「脳がオーガズムを迎える」ことで、男性なら射精する時の快感が長時間に渡って続くと言われています。
わかりやすい実例としては夢精があります。眠っている間に淫夢で性的に興奮し、それだけで射精してしまう現象です。よくよく考えてみると、この時、性器には手などによる刺激が与えられていません。それにもかかわらず射精することができるのは、脳が絶頂を迎えているからです。
この理論がポリネシアンセックスの快楽を支えています。

ポリネシアンセックスのやり方

ポリネシアンセックスは、5日で1つのサイクルを形成しています。そのうち4日間は性器への刺激や挿入などは一切行いません。
その4日間に行うのは、二人で静かに眠ることです。無理なく心地よく抱き合える体勢で、肌をしっかりと密着させて穏やかな眠りにつきましょう。この4日間が心のつながりを深め、少しずつ気分を盛り上げていきます。

5日目にはいよいよ性的な接触を行うのですが、この際にも独特の作法を守ることとなります。
ベッドに入ったら、一切性器に触ることなく軽い愛撫と抱擁を1時間ほど行います。こうやって二人の心を近づけていき、大体1時間が経過したら足を絡ませる形で体位をつくります。
そのままゆっくりと挿入を行い、ピストン運動をすることなく、挿入したままの状態で抱き合い、見つめ合います。相手の瞳を覗きこみ、相手の心や体温を全身で感じ取りましょう。
密着した体と共に二人の心が一つに溶け合っていくにつれて、体に快感の波がじわじわとこみ上げてくるはずです。

ポリネシアンセックス中の勃起力について

ポリネシアンセックスは性器に強く刺激を与えるセックスではないため、行為の途中に勃起力が弱くなってしまう可能性があります。こういった時は軽くピストン運動をすることで勃起力を取り戻せますが、それでも力が戻らなかったり、何度も萎えてしまったりする場合は泌尿器科にかかると良いでしょう。場合によってはバイアグラが処方されます。
バイアグラと言うと値段や副作用が不安になるかもしれませんが、現在では値段も落ち着いていますし、医師の指示を守れば副作用も怖いものではありません。