ロマンチックな中山道の宿場町、妻籠宿、馬籠宿

中山道は埼玉から群馬をぬけて長野、岐阜から滋賀県の草津に通ずる街道です。長野県から岐阜県にいたる部分で中央自動車道と重なっています。67ある宿場町のなかでも一番美しいのは、妻籠宿と馬籠宿。妻籠は江戸からかぞえて42番目の宿場、馬籠は43番目です。

静かで美しい宿場町は、訪れる人の心を清らかにしてます。日ごろのストレスをほぐすためにも、ぜひ立ちよってみましょう。ふたつの宿場は車で20分ほどの距離ですので、両方一度に訪ねることをお勧めします。

中山道とはどんな道?

中山道は、「中仙道」とも表されていました。江戸から草津(滋賀県)まで129里の街道です。中央道とコースが違うのは、山梨から長野にかけてがずっと上り坂になるため、江戸時代の人々が歩いて通るのは困難だったためです。中山道は遠まわりをして、群馬から長野に抜け、馬籠へとつづいています。

江戸幕府ができてから他の5街道とともに整備されました。その際、既存の通りを改修し新しく通りをつくり、江戸から京へと向かうひとつの街道としました。庶民の間では、古くからの呼び名である木曽街道、木曽路と呼ばれています。

妻籠宿はどんなところ?

長野県南木曽町にある木曽路を代表する観光名所。中山道と伊那街道の交叉するところにあるため、交通の要となり、江戸時代にはとても栄えた宿場町です。明治時代からはさびれはじめましたが、昭和の経済成長期に街を保存すべきとの声が上がりはじめます。江戸時代そのままの街なみが見なおされ、全国初の保存運動が起こりました。

「売らない、貸さない、壊さない」の3原則をつくり、町をあげて貴重な財産を守ることにしました。おかげで、現在も江戸時代の街なみが残っています。中津川ICから30分ほどで行くことができます。

馬籠宿はどんなところ?

現在の岐阜県中津川市にあります。2005年の市町村合併までは、長野県木曽郡山口村でした。妻籠とならぶ中山道の観光名所。中津川ICから20分ほどのところにあり、妻籠からも20分ほどです。1915年に街が大火災となり、ほとんどの建物が焼失、石畳と枡形だけがのこりました。その後、建物群は復元され現在にも昔の風情を伝えています。

島崎藤村の出身地であり「藤村記念館」もあります。古い落ちついた街なみとなっており、江戸風情を充分に感じることができます。

中央自動車道の沿線でもっとも古い情緒を感じられるロマンチックな街ですので、ぜひ訪ねてみましょう。

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写真提供:ペイレスイメージズ