ホントは高速道路じゃない!?

中央自動車道は東京から神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知とつながる高速道路。6つの都道府県にまたがる道路です。甲州街道と中山道にだいたい沿って造られた道路。厳密にいえば、「中央自動車道」は兵庫県の西宮市までをさしますが、ここではそのうちの高速道路部分を「中央自動車道」としてあつかいます。

もとは高速道路ではなかった?

もともとは「中央高速道路」という名前でしたが、できたころにはまだ「高速道路」ではなく対面通行の「自動車専用道路」。分離帯もなく反対車線へ飛びだしての追いこしもできたため、事故が多発してしまいました。

そのため、「高速道路」という名称をやめ、「中央自動車道」という名前に変えられました。同じようにふるい高速道路である「東名高速」「名神高速」とは、この点が異なります。

松任谷由実(ユーミン)に「中央フリ-ウェイ」という曲がありますが、この表現はユーミンのオリジナル。「中日本高速道路(NECCO中日本)」の正式名称は「中央エクスプレスウェイ(CHUO EXPRESSWAY)」です。なお、アメリカ英語ではフリーウェイとエクスプレスウェイは、法的には区別がありますが、ほぼ同じ意味でつかわれています。

スタートはどこ?

中央道の入り口はどこなのか、という点はわかりにくいです。多くの人が「八王子」だと考えているのではないでしょうか?上り線では、必ず八王子で料金を支払わなければなりません。

実は、中央道の起点は高井戸インターチェンジです。ラジオで渋滞情報を聴くと「○○キロポスト付近を先頭に、10キロの渋滞です」というようなアナウンスを耳にすることがあります。この「○○キロポスト」というのは、高井戸ICからの距離を表しています。

ただ、一般道路からは、高井戸ICで高速に乗ることができません。首都高の新宿線から入ることができるだけですが、出口はあるので降りることはできます。また、高井戸ー八王子間は均一の別料金となっています。

終点は名古屋ではありません

中央道は途中で枝分かれしているので、終点が2つあります。ひとつは富士吉田IC。大月ICでわかれる富士吉田線の終点です。もうひとつは、「名古屋IC」との誤解をされている人も多いでしょうけれど、愛知県の「小牧IC」です。ふつうは、「終点」といえばこちらを指します。

高井戸から小牧までの距離は、344.3km。時速100キロで走れば4時間たらずですが、このルートを4、5日かけて旅すれば、きっとゆったりとしたバケーションになるはずです。

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写真提供:ペイレスイメージズ